ブロイヒル社製ブラジリアシリーズの広幅タイプのチェスト。前面の曲げ木の加工が独特の表情のこちらのシリーズは、キャビネットやテーブル、デスク、チェストなど40以上の家具が存在したようです。今ではアメリカ国内でも高値で取引されるシリーズの家具になりました。

一説によると、この曲げ木のデザインは手を合わせたカタチをデザインしたものと言われています。ブラジルの首都ブラジリアにある首相官邸のモニュメントが同デザインで、シリーズ名の由縁になります。

8個の引き出しと開き戸で構成されたこの家具には、下着などを含む衣類やバッグまでもが収納できるようになっています。開き戸の中の仕切り板は、取り外しが可能ですので、大きいバッグや帽子なども収納可能です。

これを機に、家具を楽しむ配置を考えてみてはいかがでしょう。できれば左右の側面が見えるよう、横に配置するものは背の低い家具や椅子などがおススメです。家具の影に隠れて読書や音楽を楽しむのもいいですね。

左側引出し2段目にくぼみキズがあります（写真）。その他気にならない程度の小さなキズはありますが、大きなダメージはありません。引き出しもすべてスムーズに動きます。